2011年12月19日月曜日

シンポジウム「東日本大震災と北海道」に参加しました

昨日開催されたシンポジウム『東日本大震災と北海道 —生活環境の復興を振り返る』に参加し、けんちく隊の活動を報告しました(告知がなく申し訳ありません!)。

「建築ストックを活用した被災者受け入れ環境整備」と題して北海道内での被災者受け入れについて話をさせていただきました。そのほかにも被災地で活動している団体や、同じく道内で活動している団体などさまざまな方々による興味深い発表があり、会場内はたくさんの来場者で溢れていました。
今回のシンポジウムは震災からの9ヶ月とけんちく隊の活動を振り返るよい機会となったと感じています。これからも注目に値する活動ができるよう一同がんばっていきたいと思います!

2011年10月31日月曜日

建築ジャーナル11月号の特集にけんちく隊が取り上げられました。

建築ジャーナル11月号の特集「建築家が挑む!被災地の復興再生」に北海道・震災支援けんちく隊が取り上げられました。「北海道・震災支援けんちく隊の仕事|避難から移住へ、住環境を全面サポート」で取り上げられています。ぜひ一読ください。


URL : http://www.kj-web.or.jp/gekkan/2011/1111.htm

2011年9月12日月曜日

上士幌町 旧教員住宅をモデルとしたセミオーダー改修付長期避難・移住用住宅提供事業ケーススタディー


東日本大震災から6か月が経ちました。しかし、いまだに様々な理由で全国各地での長期避難を強いられている被災者がたくさんいらっしゃいます。
一方、公営住宅に避難されている方々からは、入居期間の期限が迫ってきたり、収入制限によって公営住宅を退去しなければならない状況も見受けられるようになってきました。
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緊急的避難から長期的避難や移住にフェーズが移りつつある今、支援の形も、長期的に居住できる住居の提供、長期就労支援、そして生活の質を追求する支援に形を変える必要があるのではないかと、我々は考えています。
けんちく隊では、上士幌町 旧教員住宅をモデルに、東日本大震災被災者の長期避難・移住用賃貸住宅を提供する事業をケーススタディーしました。








(画像をクリックで拡大)



2011年8月31日水曜日

ライフスタイル・シミュレーションと環境整備のスタディ

これまでの議論をもとに、札幌市立大学大学院のメンバーが作成したライフスタイル・シミュレーションと環境整備のスタディです。
 被災者の方々は様々な状況の中で生活を送られることになると思います。そのために、家族構成や就業を想定しながらライフスタイルとリンクした環境整備を検討しています。29日の打ち合わせでは、これらをもとに、支援の現実性を高めた環境整備と、それを行う手順を検討しました。引き続き内容をアップデートしていきます。
 まずは、スタディ段階ですが、ご覧ください。



2011年8月30日火曜日

情報公開に向け、進めています。

けんちく隊の打ち合わせを行いました。

今回は、上士幌被災者受け入れ環境整備に関して話し合いました。
先月の上士幌現地調査を経て、
被災者の方々に、どのような情報どうやって提供すべきか検討しています。

もうすぐ、情報公開ができると思いますので、ご覧頂けますと幸いです。


打合せ風景

2011年7月2日土曜日

上士幌町被災者受け入れ環境整備プロジェクト 着々進行中です!


上士幌町プロジェクトについてなかなかブログでご紹介できていませんでした。
しかし、実はけんちく隊の中では着々と、そしてとても綿密に計画が進められています。
今お伝えできる内容は限られているのですが、8月から9月にかけて、上士幌町にご提供いただいた平屋の公営住宅二棟で、改修設計ワークショップ、できれば実際に改修工事ワークショップまで行う予定です。(現在、資金調達等の関係で、改修工事ができるかまだ明言はできないのですが・・・いずれにせよワークショップは行います!)
改修ワークショップだけではなく、北海道の過疎地公営住宅のストック調査、改修物件の運用提案、被災者の就労・居住環境のパッケージ提案など、けんちく隊メンバーの専門性を生かした総合的なプロジェクトを進行させています。
こちらは今後ご紹介していければと思っています。
  改修設計対象の町営住宅です。小学校の教員住宅として使われていました。

さて、現在考えている改修設計のテーマは大きく3つあります。
1.断熱改修と設備更新
北海道の古い公営住宅は断熱性能や設備更新が不十分なために、空室であっても利活用が行われていないケースが多く見受けられます。また、本州から避難されている方々にとって、気候の違いは大きなストレスになる可能性があります。被災者の方々に、温かく快適な生活を送ってもらうため、また、環境負荷、光熱費が抑制された住居を提供するため、外断熱や開口部の高断熱化を中心とした断熱改修計画と設備の更新を検討しています。設計対象となる公営住宅はコンクリートブロック造ですので、コンクリートブロック造の外側に断熱材を付加されることで、室内側になるコンクリートブロックの蓄熱性能を生かし、温度変化の少ない快適な温熱環境を作り出す狙いもあります。

2.サンルーム
転勤で北海道に来ている家族に北海道の住み心地を聞くと、多くはよい感想が返ってきます。
けれど、多いのは洗濯物が乾かなくて、という不満です。
気温が低いためか、真夏以外、干した洗濯物が昼間の間だけでは乾かないのです。
そのため、夕方室内に移して洗濯物を干したり、最初から室内に干したりするので、家の一室が洗濯物部屋になってしまい、手狭な暮らしを強いられているという話もよく聞きます。
北海道ではあらかじめサンルーム化されたベランダのマンションや共用の乾燥室のあるマンション、戸建てでも二重玄関や乾燥室、サンルームのある家がたくさんあります。今回設計対象となる公営住宅でも、北海道のサンルーム文化を生かしたデザインを行いたいと考えています。
洗濯物を干すだけではなく、北海道では屋外で育てられない本州の植物やペット、趣味の空間など、被災者の方々がもともと暮らしていた生活にできる限り近づけるための空間、北海道と被災地の差を埋めるバッファエリアのような空間をデザインしていきたいと考えています。

3.さらなるデザイン性の付加
これまでの公営住宅や被災者受け入れ住宅は、住める空間があればよい、できるだけ広さや性能のよいものであればなおよいという考え方が主流ではなかったかと思います。
しかし、我々は望まずして北海道に避難されてきた方に、より気持ちよく、そして楽しく暮らしていただきたいと考えています。たとえ避難生活を終えて被災地に戻ることになったとしても、また北海道に遊びにきたいと思っていただけるよう、楽しい思い出を作ってもらいたいと思います。
雄大な自然に囲まれた上士幌町らしいのびやかな空間や子供が楽しく暮らせる空間など、デザイン性を付加した被災者受け入れ住宅を提案していきたいと考えています。

 総合断熱メーカー ダンネツ様とスポンサーシップを結びます
そして今回、上士幌町被災者受け入れ環境整備プロジェクトに強力な協力企業様をお迎えすることができました。
断熱改修の実績が豊富な北海道発の総合断熱メーカー ダンネツ様に我々の活動趣旨に賛同いただき、スポンサーシップを結んばせていただくことになったのです。
外断熱が普及しているヨーロッパで主流の、EPSボードによる外張り断熱改修をはじめ断熱改修一式の計画提案と設計協力をしていただける予定です。
さらに、実際に改修工事ワークショップを行える場合は、ダンネツ様とけんちく隊学生の共同チームで施工を行っていただけることになっています。
設計と計画の専門家中心だったけんちく隊に強力な施工のプロが参加し、チームの実行力がさらに向上しました。今後のけんちく隊の活動にどうぞご注目ください。

2011年7月1日金曜日

札幌発 ボランティアバスツアーに参加しました

こんにちは。けんちく隊メンバーの丸田です。
7月19日から21日、週末を利用して札幌発ボランティアバスツアーで陸前高田市にいってまりました。
けんちく隊とは別の個人活動ですが、北海道からできる震災支援のひとつとしてご紹介させていただきます。
北海道からなにか支援できないかと考えている方やツアーに参加を検討されている方などに参考にしていただければと思います。